■ JIS/BTSもどき VUメータ駆動回路を考える
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| 作成日: 2009/03/07 |
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録音に、ミックスのお供に、VUメータがあると何かと便利です。
また、鑑賞専門でも視覚的に良い感じです。
ちょっと前、ふと思いついてVUメータの駆動回路について検索しましたが、
意外にもちゃんとした駆動回路は見つかりませんでした。
ここでは、ラジケータなどではなく、ちゃんとしたVUメータ(VU計)用の駆動回路をご紹介します。
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そもそも VUメータ の規定は?というと、JIS に載っております。
JIS C 1504: VUメータ
また、NHK用の旧放送規格 BTS では、
BTS 5703: VU計
となります。
固定抵抗にタップが出ていたり、細かい規定は違いますが、
ただメータを駆動するだけならほとんど同じです。
なお、BTS版はありがたいことに、ネットで公開されている方がいました。
ProAudio - サウンド与太噺
JIS は図書館でハンドブックの方を見ましたが、こちらも上記に記載がありました。
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BTS で挙げられている回路を簡略化したものが上記になります。(JISはこのままです)
要約すると、特性インピーダンス 600Ω の線路において、600Ω 負荷とし、
3,600Ω の抵抗を介して VUメータへ接続される格好です。
本当の放送機器はわかりませんが、現在、600Ω 整合なんてあんまり見ません。
家庭用で使うならちょっと不便ですので、OPアンプを使い、
適当に接続してもそれらしく振れる駆動回路を考えてみます。
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実際にはちょっとありますが、教科書的にOPアンプの出力インピーダンスを 0 と仮定します。
最初の回路から、600Ω//600Ω=300Ω
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更に、300Ω+3,600Ω=3,900Ω となります。
先ほど挙げたように、OPアンプの出力インピーダンスを 0 としてしまえば、
OPアンプから 3,900Ω の抵抗を介して VUメータに接続すれば良い事になります。
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上記は機器に組み込むため、実際に製作した回路に結合コンデンサを加え、
メータの駆動部分だけ抜き出したものです。 単純な反転増幅器で、増幅率は 100k/20k = 約5倍です。
余っていた部品を流用したため抵抗値は上記のようになりましたが、
R4 以外はこれに沿う必要はありません。
ただし、C1 と VR1 で HPF になっていますので、その点だけ注意してください。
VUメータには整流器が入っていますので、駆動回路側で整流する必要はありません。
また、値が dB なので対数圧縮がいるようにも思えますが、
メータ自体は平等目盛り型なので、実際にはリニアです。
ゆえに、対数圧縮もいりません。
OPアンプは何でも良いです。
私はストックがあったこともありますが、安くて結構安定しているため、
新日本無線の NJM4580D を使用しました。秋月などで安く買えます。
上記回路の場合、電源まわりの記載がありませんが、
実際に内蔵した機器に合わせ、両電源を想定しています。
ACアダプタ等で使用するなら、単電源用に変更するか、
抵抗で分圧してグラウンドを作るなど必要です。
パスコンは秋月で安く買える積層セラミック 0.1uF あたりで。
この回路だと入力インピーダンスが大体 10kΩ になりますが、
単体で使うなら個人的には 47kΩ くらいが便利だと思います。
最近のミキサを見ると、TAPE IN、2TR IN など、
RCA -10dBV入力の入力インピーダンスは 10kΩ でしたが。 |